生産性向上のための集中力を高めるテクニック9選

生産性向上

生産性を向上するためには、目の前の作業に集中することが不可欠です。
ですがみなさんの周りには、上司からの突然の呼び出しやクライアントからのメール、同僚との雑談など、集中力を切らしてしまう要因が数多くあるはずです。
それらに惑わされ、気がつけば作業が終わらないままに時間だけが過ぎている、ということもよくあるのではないでしょうか。

そんな環境の中でも集中するためのテクニックについて、筆者も実践しているものを紹介します。
それぞれ単独で行えることなので、できるところから取り入れてはいかがでしょうか。

生産性向上のための集中力を高めるテクニック

集中力アップのために取り組んでいただきたいテクニックは以下の9つです。

  • 机の上に極力物を置かない
  • 迷いを減らすためにタスクを管理する
  • 思考が脇道に逸れそうになったらその思考を受け止める仕組みを作る
  • スマートフォン、PCをオフラインにする
  • 集中のスイッチを入れるきっかけを作る
  • タイマーをセットする
  • 雑音への対策をする
  • まわりの人と協力して「集中タイム」を宣言する
  • 会議室を1時間貸し切る

それぞれ、詳しく説明していきます。

机の上に極力物を置かない

人間は自分の視界に入るものに意識を奪われてしまうものです。
ふとしたきっかけにより現在の作業とは無関係な資料に目がとまり、「あれ?この資料の対応はどうなっていたっけ?」と思考が脇道にそれてしまいます。

これから行う作業に使うもの、関係あるものだけを机の上に置くようにして、不要なものは机の中などにしまいましょう。
また日頃から整理整頓を心がけましょう。

迷いを減らすためにタスクを管理する

タスク管理ができていないと、「今日終わらせなければならないことは何なのか?」が分かっていない状態のまま仕事を進めることになります。
そうすると、「これから取り組むのはこの作業でいいのだろうか?他に重要なことはなかっただろうか?」と不安になってしまい、目の前に対する集中が途切れてしまいます。

手帳やメモ、タスク管理アプリなどを用いて、「今やるべきこと」を明確にしましょう。
※ タスク管理の詳細については、また改めて記事にする予定です。

思考が脇道に逸れそうになったらその思考を受け止める仕組みを作る

作業中にふとした考え事が生まれたとき、できるだけ早く本来の作業へと頭を切り替えて集中しなおすべきです。
ですが思いついたことが大切なことであれば、そうもいかないもの。

そのような思いつきやアイデアをすぐに書きとめ、安心してもとの作業に戻れるよう仕組みを作りましょう。
具体的には、思いつきやアイデアの内容を専門に記入する手帳やノート、メモアプリを用意し、すぐに開いて書き込めるように準備しておきます。
思いついたことはすぐに記入しておき、本来の作業が終わった後で改めて確認し、必要な対応をしましょう。

スマートフォン、PCをオフラインにする

スマートフォンやパソコンの通知は便利な機能ですが、集中したいときには邪魔となります。

スマートフォンはいったん電源を切ってしまうか飛行機モードにするのが手っ取り早いでしょう。
電話を受けられなくなるのは困る、という方は通知だけをOFFにすることができますので、機種に応じて設定をしてください。
パソコンの場合も同様に、一時的にWi-Fiをオフにする、通知機能をオフにする、などの設定変更をしてしまいましょう。

集中のスイッチを入れるきっかけを作る

自分のアタマや気持ちを切り替えて集中モードに入るとき、スポーツ選手がフリーキックなどを行う前のルーティンのように、「いつも行う行動」をするとスイッチを入れやすいです。

例えば、以下のようなことを実施します。

  • ストレッチする
  • 1分くらいの短めのマインドフルネス(瞑想)
  • 水を飲む
  • ミントタブレット、ガムなどを食べる
  • お気に入りのアロマの匂いを嗅ぐ

タイマーをセットする

作業を始めるときは、その所要時間を見積もっておき、その時間をタイマーにセットしましょう。
そうして「制限時間」を設定しそれを意識することで、ダラダラと時間を使ってしまうことを防げます。

また、1時間以上の長期にわたり集中が必要なときは「ポモドーロ・テクニック」を使ってみましょう。
ポモドーロ・テクニックとは、25分間の集中と5分間の休憩をセットにして繰り返すことで集中力を持続するテクニックです。
具体的な実践方法をお伝えします。

ポモドーロ・テクニック実践方法

  1. キッチンタイマーもしくはタイマーアプリを使い、25分後に鳴動するようセット、作業に集中する
  2. 25分経ったら作業はそこで中断し、タイマーを5分後にセット、休憩開始
  3. 5分経ったら休憩終了、手順1に戻る。以降はこの繰り返し

雑音への対策をする

環境音などがうるさくて集中できないときは、ノイズキャンセル機能付きのイヤフォン/ヘッドフォンを使い、適度なBGMを流すとよいでしょう。
職場で音楽を聴くことがNGなのであれば、耳栓を使うのもひとつの方法ですね。
周囲に対し「今は集中していますよ」というさりげないアピールにもなります。

まわりの人と協力して「集中タイム」を宣言する

職場での雑談は大切ですし、質問や相談をすることも仕事をする上では不可欠でしょう。
ですが自分が集中しようとしているときにどんどん話しかけられてしまうと、集中なんてできませんよね。

そういうときは、一日のうちの所定の時間(例えば午後3時〜5時まで)を「集中タイム」として極力お互いに話をしない時間を作るように、まわりの人と相談して決めてはいかがでしょうか。

会議室を1時間貸し切る

オフィスに会議のための部屋やスペースがある環境の方も多いと思いますが、それらの場所が年がら年中会議で埋まっている、ということはあまりないのではないでしょうか。
空きがあるのであれば、「ひとり会議」として予約し、使わせてもらいましょう。
ホワイトボードを使って広々と考え事ができる、というメリットもあります。

まとめ

集中力を高めるためのテクニックを9つ、紹介しました。
いきなり全部をやらなくてもよいので、できるところから取り組んでみてはいかがでしょうか。
きっとあなたの生産性の向上につながるはずです。

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