本記事では、Toodledoのタスクに対し繰り返し設定ができる『Repeat』の使い方についてお伝えします。
手帳のようなアナログの手法を用いたタスク管理方法に比べ、本機能はデジタルの強みを活かした大変便利なものです。
ぜひとも習得しましょう。
しかしながらToodledoは高機能であること、および英語しか使えないことが相まって、少々敷居の高い機能でもあります。
ですが本記事を読んでいただければ迷わずRepeat機能を使いこなせるようになるでしょう。
最後まで、お付き合いください。
Repeat機能とは
Repeat機能とは、タスク完了時に指定間隔後を新たな期限日として自動的に複製・再登録する機能です。
複製・再登録される際、タスクに付与されている各種情報は以下のように扱われます。
- Start Date/Time、Due Date/Time以外のタスク情報
→新しいタスクにそのまま引き継がれます。 Start Date/Time、Due Date/Time
→指定した間隔で再設定されます。
例えば、「月次報告書作成」というタスクがあったとして、これを毎月繰り返すように指定しておきます。
そしてこのタスクを完了させると、期限が翌月に設定された「月次報告書作成」タスクが自動的に登録されるのです。
便利ですよね?
[aside type=”warning”] 注意
Statusの内容もそのまま引き継がれます。
つまり、気を利かせて初期ステータスに戻すようなことは行ってくれません。
Statusを利用している場合は忘れずに修正しましょう。[/aside]
[aside type=”normal”] 補足
厳密には、タスクを完了させたときだけでなく、以下のケースでも繰り返しが働きます。
『Due Date指定時のオプションで「Optionally on」を選んでいるタスクを完了させないまま、Due Dateを過ぎたとき』
→期限が切れたタスクは消滅し、Start DateやDue Dateが設定された複製タスクが新たに登録されます。[/aside]
それでは、どうすれば繰り返し指定ができるのか、そのやり方を見ていきましょう。
Repeatの設定方法
まずは、繰り返し指定したいタスクの『Repeat』欄をクリックします。
すると、以下画像のウィンドウが表示されます。
この画面より、対象タスクの繰り返し指定を行います。
具体的には「タスクの繰り返し間隔の指定」+ 「期限日を前後してタスクを完了させたときの挙動の指定」により設定します。
また、「タスクの繰り返し間隔の指定」は「シンプルな繰り返し指定」と「高度なオプション指定」いずれかを選ぶことになります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
繰り返し間隔の指定① シンプルな繰り返し指定
Repeat指定画面の右上、「▼」マークをクリックします。
すると以下の選択肢が現れます。
指定したい繰り返し間隔を選択肢から選びます。
それぞれの選択肢の意味は以下を参照ください。
選択肢 | 繰り返し間隔 |
---|---|
Daily | 毎日 |
Weekly | 毎週 |
Biweekly | 隔週 |
Monthly | 毎月 |
Bimonthly | 隔月 |
Quarterly | 四半期毎 |
Semiannually | 半年毎 |
Yearly | 毎年 |
繰り返し間隔の指定② 高度なオプション指定
プルダウンでの選択ではなく手入力が必要となりますがフォーマットに従い指定することで、より高度な繰り返し指定ができます。
Repeat指定画面の『Advanced Options』をクリックします。
高度なオプションを指定するための画面が表示されます。
高度なオプション用のフォーマットに従い繰り返し間隔を入力します。
フォーマットは以下の3種類です。
- Every ○ (days/weeks/months/years)
「○日(/週/月/年)ごとに」
例)「Every 3 days」→3日ごとに On the ○ (Mon/Tue/Wed/…) of each Month
「毎月 第○の△曜日」
例) 「On the 1 Fri」→毎月第一金曜日
ゴミ捨てのようなタスクでよく使いますね。
※ 複数の曜日は指定できないようです。
例えば「毎月第1 月曜日・火曜日」という指定はできません。
この場合は同じタスクを2つ作り、一方に「毎月第1月曜日」、もうひとつに「毎月第1火曜日」の指定をすることで実現できます。Every (Mon,Tue,Wed,…)
「毎週△曜日」
曜日の指定はカンマ区切りで複数つなげることができます。
例)「Every Mon, Wed, Fri」→毎週月・水・金曜日
期限日を前後してタスクを完了させたときの挙動の指定
以下2つの選択肢のうち、いずれかを選ぶ必要があります。
- Repeat from Due Date(期限日を基準に繰り返し)
タスクに設定されていたDue Date(期限日)を基準に繰り返します。
実際のタスク完了日がDue Dateを過ぎていても、また逆に前倒ししていても、そのDue Dateを元に次のタスクが作成されます。
曜日や日付が固定されているものに利用します。
例)週次報告書作成 Repeat from Completion Date(完了日を基準に繰り返し)
タスクを完了させた時点の日付を基準に繰り返します。
実際のタスク完了日がDue Dateに対し前後した場合、そのズレのぶん次回のDue Dateを前後させます。
一定のインターバルを開けながら繰り返すようなものに使うと良いでしょう。
例)筋トレ
まとめ
Toodledoの便利機能、Repeatの使い方について紹介しました。
Repeat機能を使いこなせば、繰り返しタスクの手入力の手間がなくなり、ぐっと便利になるでしょう。
ぜひ、使ってみてください。
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