【Toodledo】タスクを検索する方法とオススメの検索条件

時間&タスク管理

Toodledoでは条件を指定してタスクを検索し、合致するものだけを表示させることができます。
シンプルな方法から複雑な条件指定をする方法までさまざまなやり方があるため、利用する上では迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、タスク検索方法それぞれの特徴や具体的な実行方法、筆者がオススメする検索条件を紹介します。

Toodledoで利用できる検索方法 それぞれの特徴

4つの方法があります。それぞれの特徴は以下です。

  • ビュー
    特定のFieldの値を持つタスクを抽出できます。
    単一条件によるシンプルな抽出ができます。
    アドバンスドサーチを除く他の2つ(フィルタ、シンプルサーチ)と併用可能です。

  • フィルタ
    完了しているタスクの除外、優先度が『-1 Negative』のタスクの除外、開始日が未来のタスクの除外、タスクに設定されているコンテキスト/タグによる絞り込みが行えます。
    ビュー、シンプルサーチ、アドバンスドサーチと併用可能です。

[aside type=”warning”] 注意
ただし、シンプルサーチを実行したあとでフィルタを掛けることは可能ですが、そのときはシンプルサーチによるタスク名の絞り込みは(なぜか)解除される仕様です。
フィルタとシンプルサーチを併用する場合は、先にフィルタを掛けてからシンプルサーチを行いましょう。[/aside]

  • シンプルサーチ
    そのとき表示されているタスクリストに対し、タスクの名称を使った検索を行えます。
    検索方法は部分一致検索です。検索条件に用いた文字列をタスク名の一部に含むものを抽出できます。
    ビューおよびフィルタと併用可能です。
    ただしフィルタと併用するときは上記に書いたとおり順番に気をつけましょう。

  • アドバンスドサーチ(検索ビュー)
    複数の検索条件を組み合わせた複雑な検索を行えます。
    フィルタ機能を併用可能です。
    作成した検索条件は保存することができ、再利用することができます。

4つの検索方法 実行方法

ビュー

画面左横のアイコンをクリックし、利用したいビューのメニューを開きます。
メニューから絞り込みに使うものをクリックすれば検索が行われます。

フィルタ

画面右上の目玉アイコンをクリックし、フィルタのメニューを開きます。
絞り込むための条件を指定すると、その条件に合致するものはタスクリストから非表示になります。

シンプルサーチ

画面右上の虫眼鏡アイコンをクリックすると、『Simple Search』欄がタスクリスト上部に表示されます。
『Search by Title』欄に検索に用いたい文字列を入力し、エンターキーを押すか右横の虫眼鏡アイコンをクリックします。
入力した文字列を名称に含むタスクのみが表示されます。

アドバンスドサーチ

検索ビューの表示

画面左横の虫眼鏡アイコンをクリックし、検索条件入力画面を表示させます。

検索条件の入力

以下を指定することで検索条件を指定します。

検索条件を複数指定する場合の条件のつなぎ方

『Match (All/Any) of the following criteria:』

  • All:それぞれの条件すべてに当てはまるタスクが抽出される
  • Any:いずれかの条件に当てはまれば抽出される
検索条件

一番左のプルダウンメニューから、検索条件に利用する情報を選びます。
選択すると、自動的に対応する追加選択肢がその右に表示されます。
グレーの1行がひとつの検索条件となります。
+マークをクリックするとさらに検索条件を追加できます。
×マークをクリックするとその検索条件は削除されます。

検索条件として利用できる情報は以下です。

条件意味
Checked Offチェックの有無(タスクの完了状態)
Contextコンテキスト
Date Addedタスクが追加された日付
Date Completedタスクが完了となった日付
Date Modifiedタスクが編集された最新の日付
Due Date期限日
Due Time期限時間
Folderフォルダ
Length所要時間
Noteノート
Priority優先度
Repeat繰り返し設定
Starredスター
Start Date開始日
Start Time開始時間
Tagタグ
Taskタスクの名称
Timerタイマー
Viaタスク登録に用いられた手段
Has Alarmアラームの設定有無
Is Subtaskサブタスクか
Has Subtasksサブタスクを持つか
Is Shared共有タスクか

検索条件として利用できる情報に対し、追加で指定する選択肢

  • 条件が Checked Off, Starred, Has Alarm, Is Subtask, Has Subtasks, Is Shared の場合
    Yes / No

  • 条件がContext, Folder, Priority, Repeat, Via の場合
    is / is not
    ※ これらの後に追加で、一致しているかどうかを評価する対象(コンテキスト、フォルダなど)を選択します。

  • 条件が Date Added, Date Completed, Date Modified, Due Date, Start Date, Due Time, Start Time の場合
    これらを検索条件に使う場合は、以下の追加選択肢が利用できます。
    それぞれの意味は以下です。

追加選択肢意味補足
is○日である(具体的な日付を指定)
is not○日でない(具体的な日付を指定)
is after○日より後(具体的な日付を指定)
is before○日より前(具体的な日付を指定)
was in the last直近○日間に含まれる (○ daysで範囲を指定)
was not in the last直近○日間に含まれない (○ daysで範囲を指定)
is in the next今後○日間に含まれる (○ daysで範囲を指定)
is not in the next今後○日間に含まれない (○ daysで範囲を指定)
is in○日後である(○ daysで日数を指定)Due Time,Start Timeでは使えない
is not in○日後でない(○ daysで日数を指定)Due Time,Start Timeでは使えない
was○日前である(○ daysで日数を指定)Due Time,Start Timeでは使えない
was not○日前でない(○ daysで日数を指定)Due Time,Start Timeでは使えない
exists何らか指定されている
doesn’t exist指定されていない(=no date)
  • Length, Timer
    これらを検索条件に使う場合は、以下の追加選択肢が利用できます。
    それぞれの意味は以下です。
追加選択肢意味
is〜である
is not〜でない
is more than〜を超える
is less than〜未満
  • Note, Tag, Task
    これらを検索条件に使う場合は、以下の追加選択肢が利用できます。
    それぞれの意味は以下です。
追加選択肢意味
contains〜を含む
is〜である
begins with〜で始まる
ends with〜で終わる
doesn’t contain〜を含まない
is not〜でない

検索実行

『SEARCH』ボタンをクリックすることで、検索が実行され結果が下部に表示されます。

検索条件の保存と再利用

検索条件は保存することができ、後から同じ検索を簡単に再利用することができます。

  • 保存方法
    アドバンスドサーチ実行後、画面右上に『Saved Search Name』と書かれた入力欄が表示されます。

ここに保存したい検索の名称(例えば、『今日完了させたタスク』など)を入力し、右横の『SAVE』ボタンをクリックします。

  • 利用方法
    保存した検索条件は検索ビューの『SAVED SEARCHES』欄に表示されるので、これをクリックすれば検索が実行されます。

オススメの検索条件(検索の具体例)

  • 今日完了させたタスク

Match『All』、『Checked Off:Yes』And『Date Completed is Today』

→今日完了させたタスクが抽出されます。
日次レビュー(その日一日の振り返り)のときに使うとよいでしょう。
完了タスクはフィルタを使い非表示にしている人向けです。

※「今週完了させたタスク」の抽出はメインビューの『Recently Completed』を選べばOK

アレンジ版として、特定の日に完了させたタスク

Match『All』、『Checked Off:Yes』And『Date Completed is (日付)』

  • 過去に完了させた類似タスクの検索

Match「All」、『Checked Off:Yes』And『Task contains ○○』

→ 完了しており、かつ○○をタスク名に含むタスクを抽出
タスク名部分にこれから実施しようとするタスクの名称(一部でもOK)を入力します。
これで過去の類似タスクを探せます。
それらに設定されているLengthやTimerの値を見れば、これから行うタスクの所要時間見積に役立つでしょう。

  • 所要時間が短いタスクの検索

Match「All」、『Checked Off:no』And『Length is less than ○○』

→ 未完了タスクのうち、Lengthが指定より短いタスクを抽出します。
予定が変わりちょっとした隙間時間ができたとき、実行できるタスクを探すのに役立ちます。

  • 登録されてから完了しないまま長時間が経過しているタスク

Match「All」、『Checked Off:no』And『Date Added was not in the last ○○ days』

→ 未完了タスクのうち、登録日が指定より過去のタスクを抽出します。
「いつかやる」つもりでタスク登録しつつ寝かせているものを掘り起こせます。
年末年始や年度の切り替わり、大きなプロジェクトが終わったときなどの節目に見直してみるとよいでしょう。

まとめ

Toodledoでタスクを検索する4つの方法とその具体的な利用手順、オススメの検索条件をお伝えしました。
これらは何度でも自由に実行できるため、自分でどんどん試してみて、どのような結果になるか体験するのが早いでしょう。
まず試してみる上で、よければオススメの条件を使ってみてください。

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