自分自身の価値観を把握する方法と活かし方の事例

ビジョン・ミッション・バリュー

人はそれぞれ、大切にしていること、大事に思うことは違うものです。そのため社会にはさまざまな価値観が共存しています。
自分が所属する組織の価値観と自分自身の価値観に大きなズレがあると、この先ずっとストレスを抱え続けることになりかねません。
そのようなことを防ぐためにも、まずは自分が大切にする価値観を正確に把握することが重要ですが、外部から教えてもらうような手段はとれません。

そこで本記事では、自分の内面を整理し、自分の価値観を明確にする方法、およびそれを活かす方法の事例をお伝えします。
把握自体は10分もかからず行えることなので、ぜひ取り組んでみてください。

自分が大切にする価値観を把握する方法

以下の手順をひとつずつ進めてください。
深く考え込まずひとつの手順は3分程度を目安に、思いつくままに書き出しましょう。

  1. 紙とペンを用意する
  2. 自分の好きなことば、座右の銘を思いつくだけ紙に書き出す
  3. 自分が尊敬する人、憧れる人を思い浮かべ、その人の名前を思いつくだけ紙に書き出す
  4. 手順3.で選ばれた人それぞれに対し、尊敬し憧れる具体的なポイントを2、3個書き出す
  5. 手順2.と4.の結果の中から、自分が特に大切にしたいと思う言葉=価値観を10個程度選び出す

この最後に出てきたものが、あなたが大切にする価値観です。

把握した「価値観」の活かし方の事例

あなたの価値観は、手帳に書きとめておく、お使いのメモアプリやリマインダーアプリに記入しておくなどして、いつでも見返せるようにしておくとよいでしょう。
そのうえで、具体的な活かし方の事例を2つ紹介しますので、参考にしてみてください。

転職するとき

入社候補の会社のホームページを見てみればそこには『企業理念』や『社長からのメッセージ』という形で、その会社の価値観が反映されています。
よく読んで自身の価値観に近いものなのか、確認が取れてから入社しましょう。

年間目標、中長期目標をたてるとき

各種目標をたてるとき、ついありきたりなものに逃げてしまったり、まわりから押しつけられるように決めてしまうと、モチベーションが保てずに途中で挫折する可能性が高まります。
そうではなく、自分自身の価値観を読み直しそれに合致する目標を選ぶようにしましょう。

補足

価値観と同様に、嫌いなことばを書き出し、「自分が遠ざけることリスト」を作っておき、「自分の価値観」とは逆の使い方をするとよいでしょう。

まとめ

自分の価値観を把握する方法として、自分の好きな言葉や尊敬する人をもとにして特定する方法をお伝えしました。
価値観をしっかり把握しておけば、人生の転機のような場面で、より自分自身にあった決断をしやすくなります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました